“Sharing Goodness”
バリ島の学校
スラマッパギ♪ おはようございます!
バリ島在住のRuriです♡
今朝のバリ島は晴天で湿度もそれ程高くないので、本日は乾季の過ごしやすい日になりそうです!
WAKEYでは、日本からバリへ移住して20年、私Ruriの実際の体験に基づいたバリの情報をお伝えしていけたらと思っております。そんなバリ島から本日のトピックは、バリ島の学校についてお伝えしたいと思います。
バリ島の学校
インドネシアの学校制度は日本と同じく、6・3・3の12年制です。ただし、新学期は7月から始まります。こちらも日本と同様に、公立学校や私立学校、インターナショナルスクールなどがあります。
WAKEYを読んで下さっている方の中には、お子さんに「ネイティブな英語を話せるようになってほしい」「海外のグローバルな教育を受けさせたい」といった、海外教育に興味をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。近年、バリ島でも「海外教育移住」をされている方々が増えています。
我が家にもこの7月から中学生になった息子がおり、こちらのインターナショナルスクールに通っています。
海外の学校の安全面をちょっと不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、息子の通うスクールはセキュリティが日本以上にしっかりしています。
入校時には自分のIDカードをかざすことで玄関に入ることができます。学校の玄関は常にロックがかかっているため、このIDカードががなければ勝手に出入りすることはできません。
また、彼の学校はユニークで「動物のお世話から学ぶこと」という教育アプローチが取り入れられています。
学校内にはゴールデンレトリバーが3匹飼われていて、ミニZooと呼ばれるエリアにはウサギやトカゲ、フクロウなど様々な動物や生き物たちがいます。
放課後には、動物のお世話係としてのアルバイトもあり、きちんと報酬が支払われ、お仕事をする責任やお金の価値観を学ぶことができます。
また、先日はクラスメイトのお誕生日だったのですが、ドーナツをいただいて持ち帰ってきました。インドネシアでは誕生日の本人が家族や友人にご馳走するという、日本とは逆の風習があります。
日本ですと、学校に必要のないものを持って行くと怒られてしまうでしょうが、こちらでは自分の誕生日に子供が箱入りのドーナツを持って登校し、クラスのみんなに配ったり、、想像しただけで可愛らしい光景です。
私ももし子供時代にこんな環境で過ごせたら、どれだけ素晴らしい経験だったかと想像するだけでワクワクし、羨ましくも感じます!
共通語が英語であるため、将来的にもコミュニケーションの幅も広がり、国籍など関係なく他者を尊重する心が育まれることで、世界平和にまで繋がるような気がします。
グリーンスクール
また、バリ島には世界的に注目されているグリーンスクールというインターナショナルスクールがあるのをご存知でしょうか?
この学校は「世界を変えるには教育からだ」という思いから、カナダ人の企業家によって2008年に設立されました。
電力や飲み水、食べ物などを自給自足しているエコスクールの校舎は竹でできており、バリ島のウブド地区から車で約15分のシバンカジョ村というジャングルの中にグリーンスクールは位置しています。
このウブド地区に世界トップのエコスクールを建てるという選定もさすがです!そして、環境教育のパイオニアとして知られるこのグリーンスクールは、世界中のメディアに取り上げられる話題の学校でもあります。そのため、生徒は世界各国から集まっています。グリーンスクールは、「何を学ぶか」の”What”だけではなく、「どう学ぶか」の”How”を大事にし、授業で学んだことを毎日の生活の中で実際に適用できる教育をモットーとしています。
グリーンスクールでは持続可能性、実験教育、文化の尊重、リーダーシップという4つのテーマを柱とし、ユニークなサマーキャンプも通年で開催しています。参加者は世界各国から集まり、共通言語は全て英語です。遊びの中で英語に触れ、学び、成長できる場として人気のキャンプなんです。
バリ島には他にもサマースクールを開催しているインターナショナルスクールがいくつかあります。ご家族でバリ島に休暇滞在しながら、子供たちがスクール体験をすることも可能です!移住感覚で素敵な経験ができるでしょうね。
(グリーンスクール https://www.greenschool.org/ )