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会員紹介 – Vol.01 舟木誠輝さん 前編

    Vol.01 舟木誠輝さん

    合同会社need’s.com G 代表取締役

    “自分の力で、いつでも立てるようにしておかないと。”

    会社倒産のニュースが速報で入ってきたのです。

    私はいま、「美しく・豊かに・楽しく」を基本理念にneed’s.com G(ニーズドットコムグループ)の代表として仕事をしています。会社名に込めたこの名前のとおり、お客様の「ニーズ」を見つけ「ニーズ」を創り、「ニーズ」を形にするのが私たちの使命。あらゆるニーズに応えているなかで事業領域もいろいろと広がり、いまでは ①インドネシア進出サポート事業 ②化粧品事業(プリンセスマーメイド化粧品) ③婚活事業(結婚相談所 いま婚) と結果的に多角化経営をするようになりました。

    今では様々な事業を手掛けるようになったのですが、そもそもそういった志向があったわけではありません、もともと実家は福岡の大工の家系です。庭いじりの好きだった祖父は大工業に加えて造園業もはじめました、父は大工業のほうが好きだったので専ら大工として仕事をしていました。木登りを教えてくれたのもの剪定の手ほどきをしてくれたのも祖父、小学校のときに亡くなったのですが、祖父がなくなって庭が荒れるのはイヤだったので実家の庭の管理は私がすべてしていました。盆正月になると親戚が70-80人集まるのですが、そのときに庭をホメられるのとすごく誇らしい気持ちになったのをよく覚えています。木や植物に囲まれてすごす時間は本当に心地よく気分のあがる時間でしたので、私も自然とこの道をはいりたいと考えるようになり大学では農学部に進学をしました。

    大学ではだいすきな植物や地質学にのめりこみました、年に一回“樹木検定”というのがあるのですが、机の上においてある100枚の葉っぱがなんの木なのか? を見分けないといけない。90%以上の正解で晴れて合格なのですが、ちいさいころからずっと色々な木をみてきた私にとっては朝飯前で、同級生が驚くくらいの成績をあげていました。大学では教員免許もとっていたのですが、教師になりたかったわけではなく専門知識をとにかくたくさんつけて、将来的には自分で何かをやりたいなと漠然とですが考えていました。それは祖父も父も自分の知恵と努力で人生を切りひらく姿を見ていたので、自分もそんなふうに生きたいなと考えていました。

    植物や地質学を極めたいという一心で大学院まですすんだあと、建設会社に就職しました。仕事の多くは公共工事で道路の植林とか、地質を調査してどんな植物が育ちやすいのか? を調べて高速道路の植生を整備したりしていたのですが、会社にはいって3年ほどしたときに突然会社が倒産したのです・・・当時、徳島県の池田町というところで現場仕事をしていて、工事が終わったあと居酒屋にみんなで飲んでいたのですが、そのときついていたテレビから会社倒産のニュースが速報ではいってきたのです。。わたしたち社員にはなんの状況も知らされていませんでした。

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